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Profile

Artist Motai Kyoko / 母袋 京子

1955 年生まれ 長野県上田市出身。
武蔵野美術短期大学工芸デザイン染織科入学。
東京都港区六本木「スペース606」
デザイン事務所で約10 年間勤務。
その間ニューヨークに1 年勤務。
かたわら文化学院(お茶の水キャンパス)で、
堀内紀子氏に染織を学ぶ。結婚を機に退職。
福岡市に移住。

長女・風実が誕生するが生後6 カ月で生命の危機に遭い、命の尊さを知る。
無事に退院後、長野市に転居。長男・次男誕生。 その後シングルマザーとなり、
新潟県上越市に移住。3 人の子育てをしながらアートスクールを開業。

About

カンガルーアートスクール

カンガルーカンガルーアートスクール

絵を描くというのは 「今そこにいるあなたをそのまま表現する」 ということです。

いまの世の中は、情報が溢れ、自由でありながら「自分らしく生きる」ということそのものが見えにくい時代に感じます。そもそも「自分らしく生きるとは何か」 を考えすぎている世の中でもあるように感じます。

自分らしさってなんだろう、と悩んだときに、自分の知らないことや学んだことを素直に楽しむ心や、
未開拓な場所に踏み出す勇気。未来の自分に出逢えることへの期待を、アートを通じて伝えられることが出来たらストレスがあったとしても心に豊かな側面が持てるようになれると思います。

一人ひとりに違いがあるように、一人ひとりの表現があり、それを尊重し合える場所をつくりたい。
その想いから1996年にアートスクールを立ち上げました。

教室に通う生徒さんと活動をしていく中で、とても大切にしていることは「その人らしさ。」
彼ら彼女らが何故そのテーマを持ってきたのか、何故そこで迷っているのかを常にイメージを しながら対話をして投げかけてみる。

或いは、本人があまり気づいていないであろう、何気ない輝く技に感動し、活かせるように注意を払う。

その先に見えくるもののイマジネーションを、まるでスクリーンで投影されているかのように共に進み、導いてあげたい。
それが私のアートスクールを開催している意味だと思います。

アートスクールといえば、 美術大学受験のテクニックを身につける学校や子ども向けのワークショップなど型が決まっているものがあると思います。もちろん、そういうものを必要としている方がいて、 そんな楽しみ方も素敵だと思いますが、私が提供したいのは何も決まっていないところから “何かを生み出す”という体験です。

だから、

綺麗に上手に描けることよりも、「すごい!」「なんだこれ!」「よくわからないけどやってみた!」
そんな表現を尊重しています。

アートには決まったルールはないし答えもありません。
とにかく「やりたい」けどうまくいかない。だから「悩む…」その気持ちが大事だと思います。

学校に行く途中や街を歩いているときに、この情景を絵にしたい…。描いてみたい…。
そんな日常の、ふとしたときに感じた発想や展開をどんどん形にしていきましょう。
まずは手を動かしてから考える癖をつけていきましょう。
その自発性こそが未来切り開いていくと信じています。

てんしのケーキ

てんしのケーキ

娘の風実と、2012年に創業しました。今ではパティシェとして活躍する娘ですが、生後6ヶ月で水頭症と診断され手術や治療を続け、他にアトピー性皮膚炎も患っていたことから、母親として食の大切さに注力を注ぎ、意識も大きく変わりました。
当時は現在のようにまだ食アレルギーが騒がれていませんでしたが、学びの場があれば積極的に出向き経験を積んできたことが、財産となり今に役立っています。
「かこめかこめてんしのけーき」
アレルギー対応の誕生日ケーキであっても、美味しくて、まあるくみんなで祝いたい!
ビスケットなども、素材を生かし添加物を可能な限り無くし、後味のさっぱりが嬉しくて、 気兼ねなくボリボリとスナックしたい!と言っていただけるお菓子作りがモットーです。
赤ちゃんから食べられるケーキとして、和菓子好きのご年配の方まで様々な年齢層の方に愛されています。
笑顔でお越しくださり、また遠方よりご依頼をいただいて、 私どもも笑顔でお届けさせていただいて 本当に嬉しい毎日でございます。